SteadyWinner購入、トレード状況を公開開始

手始めに、24時間フルタイムのスキャルピングEAである、SteadyWinnerを購入しました。


旧バージョンに関する個人的な印象としては、

  • 無料版のバックテストを実施したところ、バックテスト結果がここ6年間ほど安定して右肩上がりで、
  • 辛口の2chなどでも悪い評判を聞かず、
  • フォワードテストでも安定して収益を上げているというブログ記事が多く
  • ソースコードがついてくるので、売買手法の参考になるし、カスタマイズが自由

など、成績良好な有料EAのわりに安価で、魅力的なポイントが多いです。


なお無料版は、

という制限があるものの、それ以外は有料版と同一ロジックで、リアル口座でも運用可能(!)とのことです。とても興味深い販売モデルです。


SteadyWinner V4.3N⇒V5へのバージョンアップ直前ぎりぎりに滑り込んだため、$28(手数料込みで約2500円)でした。
クレジットカードでの購入手続き後、すぐにメールで案内が来て、ソースコードとマニュアルをダウンロードできました。

その後、無事に6/26に新バージョンのV5が添付されたメールが送られてきて、V4.3NとV5の両方を入手できました。


以下、SteadyWinner V4.3NとV5のバックテスト結果を独自に分析した比較内容です。

(旧)SteadyWinner V4.3Nの損益グラフ(3年半で資金が2.1倍)


(新)SteadyWinner V5の損益グラフ(5年半で資金が5.3倍)

概要 (旧)SteadyWinner V4.3N (新)SteadyWinner V5
対象期間日数 3年10月18日 4年2月1日
P/F(損益比率) 1.28 2.38
PRR(悲観的RR) 1.19 2.01
獲得pips 2,418.30 3,204.20
金管
資金増加率(1月あたり) 2.98% 8.35%
平均ロット比率 2.9% 4.3%
最大ロット比率 4.2% 5.8%
ドローダウン
最大DD 9.2% 6.4%
DD回復平均日数 13.8日 15.2日
取引1回あたり成績
勝率 77.2% 87.2%
損益率 0.38 0.35
平均pips(1回あたり) 1.43 6.70
標準偏差 9.36 8.32
1日あたり見込み
取引頻度(1日あたり) 1.67回/日 0.44回/日
平均pips(1日あたり) 2.39pips/日 2.95pips/日
T検定
T 6.29 17.60
水準 1% 1%
T1 2.58 2.59
判定(T>T1) 合格 合格


独自分析の各項目については、後日記事を書こうと思います。


V5を旧バージョンと比べた総評としては、

  • PF・DD・勝率・獲得pips・資金増加率などが、別物と言ってよいほど大幅に成績アップ
  • 取引頻度は、約1/4に激減
  • 1日あたりの平均収益は変わらず
  • 偏差(ばらつき)は安定化

という分析結果となりました。
損益グラフも非常に滑らかになってます。


・・・と良さそうな話ばかり書きましたが、V5において気になる点としては、

  • 取引頻度が減ったのは少し寂しい
  • V5は、ソースコード少し変えると性能が大幅ダウンするので、カーブフィッティングを疑わせる(旧バージョンは性能アップの余地が山ほどあって、触れば触るほど性能がアップするため、根本的なロジックの堅牢さがうかがえた)
  • バックテストに時間がかかる(6年半のテストで約6分。ソースコードを効率化したところ、約3分程度に縮みましたが、まだまだ遅いです)

あたりが挙げられます。

個人的には、実際に運用してみてPF1.3を超えていれば、それは突出して素晴らしいロジックだと考えています。

SteadyWinnerがこの先も実際にPF2.0オーバーを保ち続ける・・・などとは全く信じていないのですが、でも、少しだけ期待してしまいます。


ともあれ、FXDDのデモ口座で、6/27の朝からフォワードテストを開始しております。
僕は稼動が遅くて逃したようですが、他の方のブログを見ると、6/27の早朝に1回エントリーがあり、幸先良く1勝したようです。

ブログ右上に、フォワードテスト状況をリアルタイム更新する仕組みを設置してみました。


そして、フォワードテストと並行して、

  • MT4対応ブローカの口座開設を進める
  • MT4と自作システムを連動させ、国内ブローカ(即約定・低スプレッド)でのリアル稼動環境の整備

を進めていきます。